業務のご案内

自計化支援

サービス概要

企業を取り巻く経営環境は、著しいスピードで変化しています。このような環境の変化の中で企業が成長し続けるためには、戦略的に作成された経営計画に基づ く経営が不可欠です。私たちは明確な目標や計画の設定だけでなく、目標・計画を実現するための業務分掌の適正化、業務フローの設定・改善等の具体的方策を含む実行支援までサポートします。

さらに税務・会計の専門家として、会計制度・月次決算制度の改善を含めた予算管理制度の構築等により、経営計画の達成を実現する支援もいたします

経営について会計・財務アドバイス

毎月の経営成績の報告に加え、財務分析・経営計画の策定・予実管理など、財務・会計のブレーンとして、社長とともに考え、今後の経営活動の指針を明らかにしています。

経営の意思決定のためにもっと役立つ管理会計データの提供

会計データは確かな経営をしようとする経営者にとって不可欠な意思決定情報です。経営の根幹をなす会計データで、何が見えるべきか、どうすれば見えるようになるか、会計システムの分析から改善設計・導入・運用支援まで、総合的に支援します。

同業他社と比較した経営指標を提供します

当事務所の財務分析は単なる経営指標の数字だけによる分析だけにとどまりません。同業他社と比較したデータも提供します。同業他社と比較して問題点を洗い出し、問題解決のお手伝いを実行支援まで行います。

※ご契約の際は、守秘義務契約を締結させていただきます。
※報酬は個別見積(10万円〜)となります。お気軽にお問い合わせください。

すごい経理のしくみづくり

無駄のない役立つ経理のしくみづくり

私たちの顧問プランには、「すごい経理のしくみづくり」が含まれています。
すごい経理のしくみを作ることにより、2つの効果が期待できます。

         
  • 経理を合理化し、これまでかかっていた時間を大きく削減できる。その結果、今いる経理担当者は「本来の経理の仕事」をすることが可能になる。
  • 正確でかつ「経営に役立つ」数値を提供することができる。その結果、経営者は、数値に基づく経営の舵取りを行なうことができるようになる。
      

早く数字が見たい経営者。悲鳴を上げる経理スタッフ

       
         
  • 早く数字が見たい。でも、経理に忙しいから無理と言われ、いつも遅れ気味。
  • 増員して欲しいと言われた。でも利益を生まない管理部門に費用はかけたくない。
  • パソコンと会計ソフトを買ったが使いこなせなかった。

一方でこんな疑問を感じている経営者の方も多いようです。

         
  • そもそも、そんなに忙しいほどの仕事量なのか?
  • 非効率なやり方をしていないだろうか?
  • 人を増やせば解決できる問題なのか?

実は、売上が5億円程度の企業であれば、基本的な経理業務は3日で終わります。
さらに売上高2〜3億円、従業員10名以下の企業では、経理担当者は必要すらないのです。

「3日で終わる経理」を実現させる方法とは?>

次の3つの方法をトータルで活用することで「3日で終わる経理」の実現に近づくことができます。

         
  • パソコンを活用する
  • 経理事務をできるだけ簡素化、合理化する
  • アウトソース(外注)できるものはすべて出す

これをきちんと行うとこんなメリットが生まれてきます。

         
  • 経理事務が簡素化されます。ミスも減り、事務処理もスピードアップします。
  • 経理スタッフの業務が適正になり、残業代も削減できます。
  • 新規採用の必要性はなくなります。
  • 担当者の急な退職でも引継ぎがスムーズです。未経験者でも業務を行えます。

私たちのアドバイスとは?

「すごい経理」は、社内の人材だけで実現するのは困難です。理由は以下の通りです。

         
  • 経理そのものの専門性が高く、専門家でないと問題がわからない。
  • 一つ一つは難しくはないが複雑に絡んでいる。全社、業務全体を把握しなければ難しい。
  • 企業規模、業種、成長スピード、成長ステージによって適した方法が別である。

また、「すごい経理」は、「しくみ」が命です。人では問題は解決しません。
いかに「すごい経理」をしくみにまで落とし込むかがキーです。

したがって、私たちの顧問プランでは、アドバイスを軸とした、すごい経理のしくみづくりを盛り込みました。

具体的なアドバイス1 事務処理をできるだけ簡単にします。

一例ですが下記のようなアドバイスを行っています。

         
  • できる限り帳簿や伝票の「手書き」をやめましょう
  • 使わない補助元帳はできる限り廃止しましょう
  • そもそも法的に必要のない帳簿を作るのは止めましょう
  • 小口現金はできる限り持たないようにしましょう。
  • 支払日も1日にまとめるようにしましょう
  • ATMではなく、ネット振込にすれば銀行まで行く時間を短縮できます
  • 過剰在庫を減らしましょう。
  • 無駄なファイリングはやめます。効率の良いファイリング方法も教えます。

具体的なアドバイス2 パソコンを活用します。

         
  • 会計ソフトを導入して、手書きからパソコン化する方法です。
  • 合理化の中でも、もっとも効果が大きい手法です。
  • 試算表、帳簿、伝票の作成など、大半の経理業務が簡単に早くできます。
  • 給与計算や販売、仕入、在庫管理など、他の経理業務と連動が簡単にできます。
  • 操作を覚えるのは不安だ、という声もありますが、担当者の方が使えるまでご指導します。

※会計ソフトの購入や設定は別途有料になります。

具体的なアドバイス3 アウトソース(外注)出来るものはすべて出します。

         
  • 記帳や給与計算はもちろん外注化できます(李総合会計事務所でもご提供しております)。
  • 最近では、配送から棚卸、営業まで外注に出すこともできるのです。
  • 優秀な社員に単純な作業をさせてはいけません。

具体的なアドバイス4 ルール作り、作業の標準化をおこないます。

         
  • 経理の決まりごと(会計処理基準、経理規定)を見直します。まずはルール作りからはじめます。
  • 勘定科目体系を見直します。部門別管理や変動損益分析、正確な原価の計算を行うには不可欠です。
  • マニュアル、チェックリストを整備します。

具体的なアドバイス5 経理以外の事務を合理化・効率化します。

         
  • 営業社員の経費精算を精算シートで合理化。
  • 各業務での作業フローの見直しをします。仕入や販売、営業など業務部門の情報が正確にタイムリーに経理に伝わるようにします。
  • 業務管理システム(販売仕入管理ソフト)の導入を支援します。商品別の利益管理、営業マン別の利益管理などより詳細な業績管理ができるようになります。

より高度なアドバイス 原価計算、部門別会計、連結会計の導入をお手伝いします。

         
  • 複数の事業部門、事業拠点を持つ企業様には、部門別の損益計算が不可欠です。できれば事業別の商品別利益など複数階層の利益管理を行ないましょう。
  • 複数の会社をお持ちの場合には、連結会計を導入して、ここの企業はもちろん全体としての把握をすることが絶対に必要です。
  • 原価計算が必要なのは製造業だけではありません。サービス業でもプロジェクトごとの原価計算が不可欠です。

目指せ。本物の経理

「何のための経理か?」

目的を見失っている企業があまりに多過ぎます。
本来、経理には3つの目的があることをご存知ですか。

         
  • 株主、税務署、銀行などの利害関係者に必要な情報を提供すること
  • 経営の舵取りに役立つ情報を提供すること
  • 資金の支払いや回収など会社の潤滑油の流れをつかさどること

本来の経理とは、この3つの目的をバランスよく、効率よく実現することです。
ところが大半の企業では1番目だけが経理の目的だと思っています。
これではあまりにもったいない。そう私たちは考えています。

また、1〜3のバランスは、その企業の置かれている状況によって異なります。
例えば、銀行借入の比重が大きい企業では、銀行へ提出する資料作成が重要な経理の仕事になります。

したがって、私たちが行うすごい経理のしくみづくりは、お客様の状況にあわせて、どのバランスが一番適しているかを考えながら行います。

導入の詳細

「すごい経理のしくみづくり」は以下の要領で行ないます。

         
  • 私どものコンサルタントが企業様を訪問して、インタービューを行ないます。社長様と経理担当者様には必ず同席していただきます。必要に応じて、営業、仕入、製造などの各業務責任者様、担当者様にもご参加いただきます。
  • 決算書、総勘定元帳など帳簿類、売上・仕入・在庫などの管理資料等を閲覧させていただきます。
  • 問題点とその解決策を明示した改善提案書をご提示します。
  • 提案内容は複数にわたるのが通常であるため、その取捨選択を協議します。また優先順位、私どもの報酬などもご相談させていただきます。
  • 作業のスタート。システムの導入など時間を要するもの(1〜3ヶ月程度)もありますがほとんどは1ヶ月程度での終了となります。
  • 作業そのものは1〜3ヶ月で終了しますが、それらの新しいシステムやマニュアルが完全に支障なく運用されるようになるには、半年くらい時間がかかります。その間に細かな修正や追加が加わる場合もあります。それたにすぐ対応でき、よりスムーズに運営するために、作業終了後アフターフォローを行っています。